バツ丸のエンタメ問答

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CDレビュー~まずまずの出来なのだが・・・

●滴草由実 「THE PAINTED SOUL」 評価:A-

ジャンル:J-pop 洋ポップス R&B


amalogo111.jpg
(2008/12/3)

1. THE PAINTED SOUL
2. 言葉にならない
3. GO YOUR OWN WAY
4. Cause It's my life
5. Everything's gonna be alright
6. Merry-go-round

7. CALLING ME
8. GOOD BYE
9. I still believe~ため息~
10. 君の本当の君
11. ユメノツヅキ feat.CRAFT
12. 出逢えたなら


<問題点・注意点>

1・今のJ-洋ポップス・J-R&B(feat.~系)らと比べると地味
2・必殺曲なし・・・
3・楽曲のグルーブ感が似通っている

今回はビーイング系列で数少ない本格派洋ポップス、R&Bアーティスト、滴草由美のニューアルバムを取り上げます。





一時は大手レーベル並の市場占有率や影響力を有したビーインググループ(GIZAを含む)のアーティスト。しかし、それも遠い昔の話で、今では年間売上上位からかなり遠ざかっているのが現状だ。もう実質的にインディーズアーティストと称してもいいとすら思う。それどころか、アーティストとしての活動がままなっておらず、「消息不明」状態となっているアーティストも少なくない。

実際問題、このグループのアーティストを見た時、アルバムを4枚以上リリースしているアーティストが如何に少ないかに気付かされる。

今作はその数少ないアーティストである滴草由実の通算4枚目であり、ZAINからNORTHERN MUSICへ移籍後初となるアルバムである。

流石に活動7年になろうとしている実力派アーティストの作品ということもあり、なかなかの作品に仕上がっている。しかし、だからこそ、彼女を取り巻く現状の厳しさや問題点も同時に痛感させられた作品でもあった・・・。

デビュー当初より実力派アーティスト・実力派ボーカリストとして売り出され、当人もそれにふさわしい実力・魅力ぶりを見せてきたが、4枚目にあたる今作をして新たな進化の段階に入ったのではないだろうか。


一時は大手レーベル並の市場占有率や影響力を有したビーインググループ(GIZAを含む)のアーティスト。しかし、それも遠い昔の話で、今では年間売上上位からかなり遠ざかっているのが現状だ。もう実質的にインディーズアーティストと称してもいいとすら思う。それどころか、アーティストとしての活動がままなっておらず、「消息不明」状態となっているアーティストも少なくない。

実際問題、このグループのアーティストを見た時、アルバムを4枚以上リリースしているアーティストが如何に少ないかに気付かされる。

今作はその数少ないアーティストである滴草由実の通算4枚目であり、ZAINからNORTHERN MUSICへ移籍後初となるアルバムである。

流石に活動7年になろうとしている実力派アーティストの作品ということもあり、なかなかの作品に仕上がっている。しかし、だからこそ、彼女を取り巻く現状の厳しさや問題点も同時に痛感させられた作品でもあった・・・。

デビュー当初より実力派アーティスト・実力派ボーカリストとして売り出され、当人もそれにふさわしい実力・魅力ぶりを見せてきたが、4枚目にあたる今作をして新たな進化の段階に入ったのではないだろうか。

今作では今までと違い、彼女収録曲数の半分にあたる6曲を作曲している。恐らくデビュー当初から確実に努力を積み重ねてきたのだろう。「当人の力量関係なくとりあえず形だけやらせてみました」的ダメさ加減や軽さがなく、2・5曲目をはじめしっかりとした曲を作れており、作品の質向上の大いに寄与している。正直ここまでやれるとは完全に予想外。特に作詞・作曲・編曲と全部を一人でこなした5曲目の出来の良さには感心した。

「花篝り」のように「作品の大勢を占める曲と露骨に作風が合わない曲」を収録をするという愚を犯さず、今まで以上に洋ポップス・R&B色を強め、筋の通った本格志向の作品へとなっている。

英語の比率がさらに高まりはしたが、依然日本語が多いにも関わらず、楽曲全体がかなりソウルフル且つブラックな雰囲気に満ちている。しかし、そうであっても決して「海外洋ポップスを単に日本人がやった的」だけ、というお安い感や違和感はない。あくまでJ-洋ポップス、J-R&Bの領域ギリギリの所に止まっており、海外作品にありがちなことさらにグルーブや歌い手の歌唱ばかり際立った作品とは一線を隔す独自性と聴きやすさとを有しているのは、お見事と言う他ない。1st・2ndあたりの倉木麻衣をよりブラックによりテクニカルにした感じ、と言えば分かり良いだろうか。

楽曲の本格化とは対照的に意図的にどちらかと言うと抑え気味で、殊更に技術や声量を強調することなくじっくりと聴かせる内容となっているのが面白い。派手さはないが、彼女のボーカリストとしての上手さ・魅力を際立たせてもいる。パっと聴きの良さしか出せないボーカルや経験の浅いアーティストでは間違いなく自滅する内容だ。

東京ビーイング系列のレーベルに移籍したこともあってか、GIZA時代よりも音作りが確実に良くなっていることも、更なる本格さの追求に寄与したのではなかろうか。彼女の能力・成長に即し且つ、自身がやりたい音楽をやる環境が以前よりもきちんと整ったとことがもたらした確実な成果であると理解できる。


ただ、全体的にグルーブ感が似通った楽曲が多く、しかも地味な曲が多いのが数少ない問題か。2008年のシーンにおいて「feat.~」系が印象的な楽曲をして存在感を示しただけに、それを聴きなれた人にとっては、一聴しての印象はあまり良くないことだろう。しかし、聴き込めば聴き込むほどその良さや魅力が分かる作品だ。

それ以上に問題、というよりも悲しくなってくるのは、これだけの作品がきちんと売り出されていないことだろう。オリコンによると初動売上964枚、オリコン最高位191位と、もう何も言えないレベルである。東京ビーイング系列のニューレーベルに所属するアーティストがこの有様でいったいどうするつもりなのだろうか。










・アーティスト評価
歌唱力9 ()
作曲6 ()
編曲7 ()
独創性7 ()
安定性8 ()
8 ()
総合7 ()
熱中度7 ()



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2009/01/11 23:31|アルバムレビュートラックバック:0コメント:7

コメント

不景気でお父さんたちの収入が不安定さを強める中、子供たちの収入も厳しいでしょう。
膨大な過去の音源に、相当良質なものが多い中、あえて新譜で割高な国産CDを買う必要性もないでしょう。
ポピュラー系を聞く人で、高音質をどれくらいの人が要求してるか?というのも問題です(YOUTUBEなど簡易なので済ましている)
宇多田さんのブログで、過去に膨大なすばらしい曲がある中、新曲を出す意味があるのだろうか?ということが書かれてました。
pp #-|2009/01/14(水) 07:45 [ 編集 ]

???
>ppさんへ

>不景気でお父さんたちの収入が不安定さを強める中、子供たちの収入も厳しいでしょう。

音楽の最たる購入層は20代後半から40ぐらいまでの人々と、エルダー層といわれる50歳以上の人々です。親の収入をあてにしてCDを購入する層はそもそもCDの売上に殆ど貢献していません。

>相当良質なものが多い中、あえて新譜で割高な国産CDを買う必要性もないでしょう。

的外れな意見もいいところですね。上記とも関わりますが、別に若い世代は過去に良質なものがあるからCDを買っていない、というわけではないですよ。

それとあなた様が「過去の音源」の定義をどこにおいているかは定かではないですが、日本に関しては90年代に入ってから急激に商業音楽が進化した経緯もあって、7・80年代と音楽の内容が違いすぎます。
(一部Xやボウイ、レベッカなどなど、今のシーンに通ずるアーティストが出ていますが)。

もちろん例外もありますが、今の若い人々は宇多田さんやスピード、安室、COCCO、といったアーティストらに影響を受けて音楽活動している人が多いですしね。これらアーティストを過去とはまだ言えないでしょうね。往年の7・80年代の音楽の影響は主に洋楽からとなっているのが実情かと。

宇多田さんのコメントに関しては、彼女の真意は分かりませんが、作り手としての意見を言ったまででしょう。聴き手にはさして関係ないことだと思います。

音質に関しても、高音質をどのレベルで問うかや個々人の思想によって変わってはきますが、あるに越したことはないでしょう。メジャー大手できちんとした環境で製作された高音質の作品は聴いていて良いと思いますし、ポップスとはいえ音楽の内容いかんでは音質が問われるものもありますから。

話は変わりますが、この後に投稿されたコメントに関しては不適切表現があるだけでなく内容が意味不明だったので削除させていただきました。

バツ丸 #-|2009/01/18(日) 19:48 [ 編集 ]


ありがとうございます。
90年以降、日本の商業音楽は進化したと私も思います。 70年代は、洋楽ですね。
宇多田、華原、倉木、浜崎など良いと思える曲も出てきました。
聞き手の音楽センスも上がったように思います。
ただ中古CD、安いの多いですね。 新譜買うの、馬鹿らしいように思います。POPに限らず。
pp #-|2009/01/18(日) 22:26 [ 編集 ]

本人の魅力
一年前、倉木麻衣のONE LIFEにコメントしたポーラです。滴草さんは歌唱力もずば抜けていて、楽曲も良かったのに、なぜ売れないのだろう?と疑問に思っていました。プロモーションをあまりしないせいかとも思いましたが「花篝り」や「ため息」は、かなりプロモーションをされていましたけど売れませんでした。思うに彼女自身の魅力が無いのだと思います。もちろんアーティストは「音楽の才能」が最も重要だと思いますけど、その表現者自信の魅力(ルックスに限らず)も重要なのだと思います。滴草の場合は表現者自身の魅力に乏しいのでで、聞いた人が「良い曲だな、歌上手いな」と思っても、そこで終ってしまってCDを買うまでには行かないのだと思います。かといってMISIAのようなデビュー時の鮮烈さもなかったので、どんどんアングラな方向へ行ってしまっているのだと思います。GIZA自体に「表現者の魅力を排除し、楽曲だけで売り出していくノウハウ」が無いのも欠点だとは思いますが。

ところで倉木麻衣のtouch meは良かったですよ。
是非レビューを書いてください。
ポーラ #-|2009/01/23(金) 16:53 [ 編集 ]

Re: 本人の魅力
> 一年前、倉木麻衣のONE LIFEにコメントしたポーラです。滴草さんは歌唱力もずば抜けていて、楽曲も良かったのに、なぜ売れないのだろう?と疑問に思っていました。プロモーションをあまりしないせいかとも思いましたが「花篝り」や「ため息」は、かなりプロモーションをされていましたけど売れませんでした。思うに彼女自身の魅力が無いのだと思います。もちろんアーティストは「音楽の才能」が最も重要だと思いますけど、その表現者自信の魅力(ルックスに限らず)も重要なのだと思います。滴草の場合は表現者自身の魅力に乏しいのでで、聞いた人が「良い曲だな、歌上手いな」と思っても、そこで終ってしまってCDを買うまでには行かないのだと思います。かといってMISIAのようなデビュー時の鮮烈さもなかったので、どんどんアングラな方向へ行ってしまっているのだと思います。GIZA自体に「表現者の魅力を排除し、楽曲だけで売り出していくノウハウ」が無いのも欠点だとは思いますが。

>ポーラさんへ

どうなんですかね。個人的には結構滴草さんは綺麗だと思うのですけど。私個人としては「表現者自身の魅力」に関しては、倉木さんも同様のように思ってしまいます・・・。楽曲はご指摘のように弱いですね。ここ最近の青山テルマやJUJU、Michiといったアーティストのシングル曲と比べてもほんと弱い・・・。それでもいいのですけど、問題は渋いなら渋いなりに通な層に売り出そうとする努力が見られないことですかね。


>
> ところで倉木麻衣のtouch meは良かったですよ。
> 是非レビューを書いてください。

>既に何回か聴いていますが、予想していたよりは良かったと思います。レビューはレンタル解禁後に借りてからする予定。
バツ丸 #-|2009/01/24(土) 19:39 [ 編集 ]


ごめんなさい。
書き方が悪かったです。滴草さんのライブ(インスト含め)には一昨年と2年前に1回づつ計2回行ったことがあります。生で歌も聞きましたし、握手したときの笑った顔なども可愛く、実際は魅力のある人だと思います。しかし売り出し方のなかで、一般の人にとっては、その魅力がなくなってしまっていると思います。倉木の場合は、「かわいくて成績も良くて優しい、クラスの中にいそうな女の子」という印象が伝わってきて、それは20代~40代の男性にファンが多いということの理由にもなると思います。しかし滴草の場合は、どうしても「本人の印象=滴草像」が伝わりにくくて、「楽曲のみ」にならざるおえないのですが、ライブを聴く限りでは(十分上手なのですけど)少し違和感を感じる歌唱もあって、楽曲だけで行くには現段階では厳しいかと思います。ただ今年に入ってからは地上波にも出ていますし、今後は少し変わっていくかな?とも思いますけど。楽曲は今後は彼女自身の作曲が主なものになっていくと思うので吉と出るか凶と出るかは未知数ですが、どっとにしても「楽曲に恵まれていない」と言う意味では今までとは意味が変わるでしょう。会社側は最初から彼女に関しては「売り上げよりも楽曲重視」なのでしょうけど、同じオーディションの竹井詩織里などの例もあるので、そろそろ売れてほしいかと思いますけど。
ポーラ #-|2009/01/26(月) 00:34 [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>ポーラさんへ

なるほど、おっしゃりたいことよく分かりました。確かにビジュアルイメージと販促、楽曲各々が上手くリンクしていないですよね、彼女は。倉木さんの方がその点ずっとましだと思います。

自作に関しては、今作を聴く限りでは良いと思います。あまり制作陣に期待できない以上、自分で道を切り開いていくしかないように思います。

しっかし、もうそろそろ売れてくれないと永久にブレイクチャンスを失いそうですよね。頑張っていただきたい。
バツ丸 #-|2009/02/05(木) 01:16 [ 編集 ]

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