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CDレビュー~変わらざるを得ないわな

●MASS OF THE FERMENTING DREGS 「ワールドイズユアーズ」 評価:A-


amalogo111.jpg
(2009/1/21)

1. このスピードの先へ
2. 青い、濃い、橙色の日
3. かくいうもの
4. She is inside, He is outside
(インスト)
5. なんなん
6. ワールドイズユアーズ



<問題点・注意点>

1・前作にあったスリリングなインストバトルが大幅に減った
2・歌唱が単調で脆弱






2008年の私的リスナーライフの充実ぶりは、アルバム上位ランキングを占めたインディーズアーティストらによって支えられたと言っても過言ではない。通称マスドレことMASS OF THE FERMENTING DREGSの存在もその一つと言える。

しかし、1stアルバム発売と同時期にドラマーが脱退し、そこから程なく「GとB+サポートD(男性)体制」で活動していくことが判明する。このことを知った時、1stアルバムのレビュー終盤に書いたように、音楽性はきっと悪い方向へと変化するなとの予感が感覚的に出てきた。このことは、後に某動画サイトにおいて男性ドラマーが参加しているライブ映像を見たことで一層強化されることになった。

当然、近い将来に2ndアルバムがリリースされることが判明した際には、不安しか感じなかったのが正直なところ。こうして購入以後今作をヘビロテで聴いているのだが、その不安は残念ながら的中してしまったと言わざるを得ない。ドラマーの脱退は個人的な想像以上にこのバンドや音楽性に与えた影響が大きく、今作に対する評価・感想はほぼすべからくドラマーの脱退が絡んでしまっている・・・。


(↑前任者のドラマーの凄さはこの映像で分かります。)

マスドレは、sfpと同様にJ-インディーズバンド的な高度で前衛的な音楽性でありながらも、即メジャーで通用する魅力・実力をも有す数少ないバンドであったが、今作をして彼女らが商業的に成功するとかメジャーデビューへとつなげていくとか関係なく、この結果はただただ残念であった。

今風のエモやパンクメタル・パンクコアといった感情過多な激情音楽を主軸としながらも、プログレやメタルといった音楽をも内包した雑食性=何でもありのオルタナティブロックという基本的な音楽性には変化がないが、やはりその質に関しては大きく変わってしまっている。

逆に言えば、ここまでの腕を有す専任ドラマーが脱退したのだから、音楽性が「変わった」というよりも「変わらざるを得なかった」と言うのが適当なのだと思う。今作で演奏しているサポートドラマーは皆かなりの腕前であることには違いないがその演奏はあくまでサポート的な、如何にも添え物的な演奏との印象が拭えない。4・6曲目等に前作のようなドラムを聴いてはとれるものの、前任者程の良さはなく、さらには3者の演奏が高度に融合・対立しておらず、3すくみの構造が故に創出された魅力がほぼ完全に崩れてしまっている。

それは当然のことながら、(依然演奏技術やインストの構成に関しては非凡さを強く感じとれるものの)前作に比べると圧倒的に音圧が軽くなり、問答無用・理屈不要の攻撃性や変則性、勢い、生々しい臨場感、緊張感、前衛性、突進力、煽情性といったこのバンドを大きく魅力的たらしめていた各要素の後退をもたらすこととなった。聴いていて問答無用にぶっ飛べない。このことだけでも結構問題なのだが、残念ながらこのことがもう一つの大きな問題をも創出してしまうことになった。それは歌と歌メロだ。

元々このバンド、問答無用のインストの凄味・魅力に反して歌メロや歌唱は弱かった。だが、ドラマーの脱退は必然的にその喪失による魅力の後退を補うために残存メンバーの歌への依存を高めてもしまうことになった。確かにこのことは歌唱と歌メロの成長を確実にもたらしたが、しかし、一方で皮肉なことにボーカルの歌唱の脆弱さや歌メロの甘さをより浮き立たせる結果に繋がってしまったとも言える。演奏やインスト構成はともかく、ボーカルの歌唱技術や歌メロに関しては、メジャーのいきものがかりやチャットモンチーらとは比べようもない。2・3曲目はそのことを雄弁に示していよう。まだまだ演奏に歌唱がついていけていないのが実情だ。

あれこれ嘆いても、メンバーの脱退と言う厳然たる事実もあり音楽性の変化は仕方がないところがある。そういった事実がありながら優れた作品を送り出してきたのは、このバンドの優秀性や高い魅力を確実に示しているが、現時点ではそれが最上・最高にはなっていないと思う。

個人的にはやはりバンドメンバーや音楽性に即した専任ドラマーを入れた方がいいのではと思ってしまうのだ・・・。










・アーティスト評価
歌唱力7 (→)
作曲8 (↓)
編曲8 (↓)
独創性10 (→)
安定性8 (↓)
8 (↓)
総合8 (↓)
熱中度7 (↓)


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2009/01/23 23:58|アルバムレビュートラックバック:0コメント:1

コメント

ありがとうございます。聞けました。
私は”音楽回顧録”というブログの貼り方が気に入ってます(参考までに。。)
pp #-|2009/01/28(水) 09:28 [ 編集 ]

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