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ザクっと映画雑感「007 慰めの報酬」~良かったがもはや007ではないな

・評価:65点
(但し鑑賞の際には前作「カジノロワイヤル」の鑑賞が必須。でないと話が分かりません。)


前作を観たこともあり、今作も観に行ってまいりました。

前作「カジノ・ロワイヤル」の公開から現実時間では2年程経っているが、今作の時間軸は前作からわずか1時間程と完全に前作から地続きの設定となっている。

個人的に話として続いているものの、今作は今作の話としてあくまで独立していると思い且つ、とりあえず前作を観てはいるからOKだろうと思い、鑑賞に臨んだのだがこれがとんだ大間違い。前作に出てきた固有名詞や設定が頻繁に登場しそれらが今作の話の主要部分を担っていることもあり、かなりの部分を失念していた私には理解できない所が少なからずあった。前作を観ずに今作を観るのは論外であるし、仮に鑑賞していたとしても最近DVDで前作を観た人でもない限り鑑賞前には「カジノ・ロワイヤル」を予習復習を兼ねて観ることを強くお勧めする。

さて、話がそれたが、今作の感想に入ろう。率直な感想は、映画としてはそこそこ面白かったが問題も多い、となるか。

前作では「原点回帰」的に派手なアクションシーンが抑えられていたが、今作においてはそんなことどこ吹く風が如く出だしのカーチェイスから最後まで、爆破・破壊のオンパレード。荒唐無稽さはないが、とにかく派手に壊しまくり。

肉体派のダニエルの奮闘や惜しみのないお金のかけ具合もありアクションシーンそのものは凄い。終始退屈はしないだろう。ただ、悪く言ってしまえば、芸がないとも言えるが。

しかし、追跡シーンや格闘シーンでのカメラワークは酷過ぎる。対象に近過ぎるしブレすぎで誰が何をやっているのかさっぱり分からないという「あだち充のマンガ(昔あったボクシング漫画ではどっちが殴っているのか瞬時には理解できなかった)」みたいな状態になってしまっている。カメラのぶれ具合は相当なもので、分かりづらいので一層スクリーンを凝視しようとすると気持ち悪くなること請け合い。普通こういうアクションシーンの場合、カメラワークはやや引き気味で且つある程度固定した方がより良く見えると思うのだが・・・。よって、ダニエルの奮闘・努力はカメラワークの酷さもあり的確に観客に伝わっているとは言い難い。

で、前作でも書いたが、アクションシーンの充実ぶりに反し、肝心な人物描写やそのための演出の掘り下げが弱い。愛する人を殺されたボンドの苦悩や、個人的な感情と国家的な任務とのはざまで葛藤する姿があまり伝わってこないのである。何だろう、アクションシーンがあって、その間でちょろっと話が進んで、またアクションシーンがあって・・・、との繰り返し。

ただ、このことよりも今作、というよりもダニエルに代わってからの「007」を観ていて思う。これって「007シリーズ」なのかと・・・。

まあ、前作が「ジェームズ・ボンド誕生」の話であり、今作は彼がシリーズで唯一愛した女性、ヴェスパーの仇討の話ということもあり、作風が重くなるのは仕方ない面もあるのだろうが、それを差し引いてもあまりに真面目に過ぎるのだ。彼以外の007にあった、如何にも英国人が主役で英国のMI6を舞台としたにふさわしいシニカルなジョークやユーモラスさが尽く欠如している。例えば、先代ボンドであるピアース・ブロスナン最終作品、「ダイ・アナザー・デイ」での氷上カーチェイスに象徴される、いい意味での「バカっぽさ」や北朝鮮を題材に扱うような挑戦心やシニカルさがダニエルの007には存在しない。それは、今作で時代を先取りした「ボンドカー」や「ボンドグッズ」が登場しなかったことからも明らかだろう。

個人的にはヒューマニズムやリアルさを問うのであれば別の作品でやればよいと思う。今作はもはや「007」とは言えず、単に英国の諜報員を主役としたアクション映画に過ぎないとすら思う。アクション映画としては水準以上の出来ではあったが、「007シリーズ」としては及第点ギリギリと言ったところ。鑑賞時には今までの007とは違うということを念頭に置いておく必要がある。

ただ、ボンドガールに関しては前作同様今回も良い。オルガ・キリュエンコも新人のジェマ・アータートンも個性的な美人だと思う。ただ、両名共歴代のボンドガールと比べると出番が少なかったように思うが・・・。

結論としては、このシリーズの熱心なファンやダニエルのファンでもない限り積極的にお勧めは出来ない作品だ。

次回は「20世紀少年」の第二弾かな・・・。





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2009/01/26 22:37|映画評トラックバック:0コメント:0

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