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ザクっと映画雑感「20世紀少年第二章 最後の希望」~木南様の時代が来たか・・・

・評価:65点
(木南晴夏ファンは+10点)





邦画史上屈指の製作費を投じた大作映画第二弾。ベタな意見であるが、こういう●部作という奴は、総じて作品毎にトーンダウン・スケールダウンしがちなのであるが、どうやらこのシリーズに関しては違ったようだ。

恐らく、とりあえずどういういきさつであれ、結果であれ、1作目を作り終えたことで監督の気持ちに余裕が出たからではないだろうか。

1作目となる前作では、堤監督とは言え流石にプレッシャーがあったのか、原作コミックのコピーダイジェスト版に終始し、それが作品から面白さと勢いとを確実に奪っていた。しかし、今作では随所にキレのある映像構成や演出が見られるなど、らしさがだいぶ復活している。


故に、通常なら主役・準主役級の有名俳優・人気俳優・大御所俳優たちを単なる脇として大量起用したキャスティングに、とんでもない数のエキストラ、ロケーションといった、大枚はたいたからこそ可能な圧倒的な物量動員が功を奏し、上映時間が2時間をゆうに超えるにも関わらず、あまり長さを感じさせない。原作ではこの部分、かなり間延びしてあまり面白くないのだが、実写では思い切って編集したことによるテンポの良さ等が前作と同様に作品の面白さを増したように思う。

ただ、2時間30分ぐらいの上演時間とはいえコミック5・6冊分に相当する内容の映像化ということもあり、省略はかなりもの。映画だけしか鑑賞していない一見さんにとっては、展開のめまぐるしさに恐らくついていけないのではないだろうか。さらに、映画に絶対的に存在する時間的制約があるにも関わらず、「脇役ら」を演じてくれた「主演級」俳優たちの出番に関し、監督自身の思いや芸能世界大人の事情等によりしっかりと設けられたことも大きな問題だ。必然的にカンナに小泉と、「売り出し中」の若手俳優が演じた「主役級」キャラの出番がコミックに比べると相当削られることになった。これは、「ともだちランド」に絡む両者の描写の少なさ・あわただしさはその端的な事例であろう。その結果、作中における両キャラの心理描写、行動原理といった事柄に関する説明が不十分となり、しいては両キャラの存在意義への疑問や作品への理解を大きく妨げてしまうことに繋がってしまった。

1作目と比較しての2作目の良さを理解できるのは、あくまで原作コミックを読んだ人々ではないだろうか。とはいえ、台詞や行動の一つ一つに対し吟味している余裕は原作既読者にもあまりない。このあたりが今作の限界か・・・。


さて、今回はコピーダイジェスト版であった前作とは違い、「ともだちランド」に絡む描写や、作品における重要要素である「ともだちの正体」に絡む事が変えられるなど大きな改編があった。てっきり最後までコピーダイジェスト版で通すと思っていたので、これは個人的にかなり意外であった。

ただ、このことが功を奏すかどうかは、最終章を見終わった時点でおのずと判明しよう。原作では結局広げまくった風呂敷をうまくたためずすっきりしない終りであったが、実写版である今作においても同様の結果になってしまう危険性がかなりあると見た。


まあ、原作のファンや主要出演者誰かのファンであるのなら、観に行っても損はないといった感じか・・・。


<平愛梨&木南晴夏>

カンナを演じた平は実年齢より幼目の、ナチュラルなキュートさがとても魅力的。なかなかありそうでないルックスではないだろうか。ただ、演技に関しては、圧倒的に経験が少ないこともあり、お世辞でもうまいとは言えず、明らかに他の役者との間に技術的な開きがあった。しかし、役や作品に対する強い気持ちをひしと感じさせる「熱演」というにふさわしい、実に好感の持てる演技ではあった。上記にもあるが、パワーバランスの関係上、当初思っていた以上に出番が少なかったのが残念ではあったが・・・。

個人的にはズングリ体型が気になった所。原作カンナの魅力である抜群の運動神経や快活さがあまり伝わってこなかったので、個人的にはもう少し体を絞っていただけると良いのだが。


一方、小泉を演じた木南に関しては、前評判通り演技・ルックス共に完璧。世界中を探しても彼女以上に小泉を上手に魅力的に演じられる者はいないだろう。この役を演じるために生まれてきたと言ってもいいのではないだろうか。他の役者に関しても原作キャラと演じている俳優との相似性が高いことが話題になっている今作であるが、その中においてもこの木南演じる小泉の存在感は圧倒的に際立っていた。

それにしてもルックスもさることながら、予想以上に驚いたのは表情の上手さ。表情の多彩さやコミカルさの表現において業界でも屈指の上手さを誇る浦沢の描くキャラの中でも一番と言える程に多くの表情を見せる小泉を、まさか実在の人間をしてここまで完璧に表現できるとは・・・。ともだちランドの場面で驚くところや、冒頭の遅刻がばれないように教室の床をはいずりまわるところはもうあまりにそっくりすぎて笑ってしまった。

今「銭ゲバ」に重要役として出演しており、さらにはこの作品が放送されている日本テレビ深夜に放送されている「リセット」にも出演と、今年に入ってから凄く勢いづいている。今年は木南様の一年になるやもしれん。遅ればせながら85年組最後の実力者木南様、満を持しての登場と相成ったか・・・。

同じく出番が少ないながらも、役のおいしさと演じている俳優の実力差もあり、木南の好演はカンナ役の平の好演に水を差しかねないものであったが・・・。



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2009/02/05 00:05|映画評トラックバック:0コメント:0

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