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ザクっと映画雑感「DRAGONBALL EVOLUTION」~文字通りの駄作

・評価:20点
(関めぐみを除く女性出演者たちの見事なおぱ~いに敬意を表してこの点)

遥か以前から「問題作」として注目されていた今作。原作者自らの「映画に対する感想」が反響を呼んだのも記憶に新しいですが、そんな作者の「大人のコメント・配慮」を完膚なきまでに無とする文字通りの駄作であるとしか今作を評しようがありません。今年有数の駄作ですね。と言いますか、今作より酷い作品を観ることなんて勘弁でございますよ。




「ドラゴンボール」に関して全くの無知か思い入れのない者でもない限り、ハリウッドによって実写映画化された今作にその出来・面白さを期待する人は皆無だろう。話のネタ作りのためか、果てまた、映画に対して徹底的なM思想から玉砕覚悟で観に行くのが、鑑賞に臨む際の基本的な心の持ちようであろう。

つまりは、通常の作品とは違いある程度以上の強度の「精神的予防線」を事前に張り巡らしているわけで・・・。得てしてその精神の持ちようが+へと作用し、結果として「意外にも観れた」となる場合や、さらには肯定的評価につながる場合が少なからずある。
(ほぼ同時期に公開された、同じく有名作品の実写映画化作品である「ヤッターマン」はそのケースである。)

しかし、今作に限っては全くそういうことはない。「酷いだろうな、おもしろくないだろうな」と散々自分の能力限界まで張った「精神的予防線」をいともたやすく突破してしまうとは、全く予想しなかった。上映時間は90分とハリウッドの大作映画どころかここ最近の代表的邦画と比べても短い。しかし、ここまで90分の上映時間を長く感じたことは、過去殆どなかったように思う。

今作の酷いところをあげつらっていけば、それこそ数限りなく挙げていくことができる。しかし、うだうだ挙げていくことにさして意味はないので、出来るだけポイントを絞って書いていこうと思う。それでもかなりながくなることをご了承いただきたい。
で、その際、

原作とは全然違う、演じている役者が全然合っていない等に代表される「原作世界観の再現性の低さ」、つまり「こんなのドラゴンボールじゃない!!」

=「所詮、ドラゴンボールの名やキャラ設定を拝借しただけのまがい物作品」であることは観る前から明々白々であることから、今作に対する低評価の大きな要因ではあれど決定的なそれとはなりえない。

そもそも、こういった原作つき作品の場合、特にどう考えても実写での再現が難しいそれ、ないしはそれをすることにさして意味のない場合、「○○の実写としてはともかく、冷静に一つの作品として観ればそれなりに良さを感じ取れる」ものが少なからずある。今作の一番ダメなところは、「ドラゴンボール」としてはおろか、「いち格闘アクション映画」としても全く面白くないことに他ならない。冒頭における、主人公と同じ高校に通うチンピラ相手の格闘シーンにこそ「意外に頑張っているな」と思わせたが、そういった肯定的評価はここで終了。唯一観ることのできたこの場面以降、今作は信じられない程のダラダラ感とつまらなさとをこれでもかと放出することになった。

その理由は極めて明白。この手の作品において必須且つ基本中の基本である(ドラゴンボールの原作コミックにおいても丁寧に描写されてもいた)ラスボスの強さの明示と、そのラスボスと対峙する主人公の「成長過程」の明示が全くなっていないからである。

亀仙人登場以降の修行シーンも中途半端。それに加え、ピッコロ大魔王がどれほど凄いのか・強いのかを示すような、例えばまずは一回主人公と闘わせるとか、それなり以上の強さの者を「やられ役」としてあてがうとかといったこともないままに最後の対決シーンが始まってしまうので、対決そのものやキャラクターそのものに全く感動・魅力がない。それどころか、ドラゴンボール史上に残る名シーンである、 「オラのすべてをこの拳にかける!!」 のシーンを中途半端に取り入れた対決最終場面が「何で決着がついたのか」ということの理解を完全に妨げてしまっているのには、原作に思い入れのある鑑賞者に対し不愉快さしかもたらすものがないと断言する。

挙句の果てに、「出会って速攻で恋に落ちて即座にキス、そしてセックス」とハリウッドならではの偏差値20レベルのハイスクールラブストーリーの盛り込みが、作品のストーリー性を完全に間延びさせてしまっている。

この大きな二つの事柄だけでも十二分に酷いのに、あれだけの運動神経を見せつけているにも関わらず、孫悟空がロッククライミングすら出来ない等細かな点に関しても作りが酷く、鋭いジャブの如く鑑賞者を痛めつけてくれるから、ここまでくると逆に見事と言いたくもなってくる。

しかし、どんなに酷くても、どんなにストーリーや演出、キャラ設定などが酷くても、たとえば「宇宙戦争」や「トランスフォーマ」のようにアメリカの映像技術とハリウッドの集金能力をいかした、日本では到底作れないような映像やそれに基づくアクションシーンをを見せつける作品であれば、映画鑑賞料金の支払いに関し「技術料」や「CGを作った人に対する敬意」という名目でまだ自らを納得させることが出来る。しかし、今作は今までのハリウッド大作映画と同様、天文学的な制作費が使用され、そのかなりの部分がCG作りやアクションシーン作りに充てられているだろうと容易に推測できるにも関わらず、CGに全く魅力がない。目を引く斬新な映像が単にないというのもあるが、それ以上に何のためにCGを使用するのかという基本的な設計思想が全くなっていないまま技術と金だけを浪費しているからだろう。

ストーリーも演出もダメ、世界観の再現もだめ、CGもだめ、アクションシーンもだめ、役者もイマイチと何一ついいところがない、というのが今作なのである。無理やり見どころを探すとすれば、関めぐみを除く女性出演者たちの巨乳っぷりだけだろう。田村英里子は特に魅力的であった。往年の彼女のファンなら感動もひとしおであるが、流石にこれだけで鑑賞料金と鑑賞時間を犠牲にするには払う代償が余に大き過ぎる。

酷い映画を観て恍惚出来るMな鑑賞者には激推し作品でしょうね。続編はどうなるのか・・・。

最近は、原作つき実写映像化作品のうち、特に酷い出来のものに対して「原作レイプ」なる言葉で批判されることが多くなっている。だが今作は「レイプ」を超越し、もはや「原作ジェノサイド」と言って良いレベル。こんな映画を天文学的な大金はたいて作る神経は常人の理解の範疇を超えすぎている。こういうことを見ているとアメリカという国の凄さを思い知らされる。いや、バカさかもしれないが・・・。
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2009/03/18 23:36|映画評トラックバック:0コメント:0

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