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ザクっと映画雑感「ザ・バンク 堕ちた巨象」「トワイライト」

だいぶ間があいてしまいましたが、先回と中になっていた映画雑感をやっていきます。





・「ザ・バンク 堕ちた巨象」 評価:70点~堅実・実直の作品だけど・・・

タイトルや内容、各所で公開された事前評価や映画評価サイトを見るに、かなり高評価だった今作。さらに、個人的に大好きなナオミ・ワッツが主演ということもあって高い期待を以って鑑賞に臨んだのであるが、流石に悪いとまでは言わないものの、若干の肩すかしをくらった感が否めない。

この作品、作りは良いのだ。

アメリカのアクション映画にありがちな荒唐無稽さ(無理やりなラブドラマの盛り込み等)を極力排除しつつも、終盤における秀逸な銃撃シーンの盛り込みは、実直且つ丁寧な社会派の金融クライムサスペンス面とアクション面とを高度に両立させ、映画に見やすさと見ごたえとを与えている。

現在も進行中である世界的な金融不安のご時世がら、人々の銀行に対する不信感が強まるなか、その不信の理由こそ違えど、ルクセンブルクに実在した銀行をめぐる不正を扱った題材の目の付けどころは悪くない。善悪問わず世界中からの金が集まってくるこの銀行が故に、そこに絡む不正の深さや恐怖、それに振り回され、苦悩する警察や官庁をはじめとした関係各者の描写も丁寧で非常に見ごたえがある。上記にあるが、荒唐無稽さを廃している分、例えばマフィアのえげつなさや、様々なものの板挟みとなり思うように動けない捜査官の描写は秀逸。

しかし、映画的な作りの上手さを評価しつつも、今作のほぼ唯一であり大きな欠点は、題材そのものの弱さに尽きるか・・・。

結局、スイス銀行や今作のモデル銀行となったBCCIが、その秘密性や保護性の高さ故に巨悪のマネーロンダリングや活動資金運営のために利用され、銀行・犯罪組織共にウハウハ稼ぎ、それを邪魔する者をいっぱい消してきましたよ、という漠然ではあるが昔からよく知られている当然の事実を単に表現しているに過ぎないからである。「ああ、やっぱりね」と思う予想通り・お約束通りのラストがそれを完璧に物語っていよう。

実際に生じことや事実を題材にした作品の場合、それに一番欲しいのは、あまり一般的に知られていない事実の提示に代表される、「何故それを今において映像化したのか」の疑問に答えうる説得力である。そうでないと、身も蓋もない言い方であるが「それは分かっているけど、だから何なの」との結論しか出ないからだ。残念ながら今作にはそれが欠けていた。ここのところがもう少し何とかなっていれば、評価はぐっと高くなったことだろう。

ただ、全体的には良くできた映画なので、たまには硬派な作品でもと思っている方にはお勧めの作品ではある。

私的今作見どころの一つであったナオミ・ワッツであるが、個人的には非常に残念な結果になってしまった。う~む、急にビジュアルレベルが下がったな・・・。「マルホランド・ドライブ」や「21g」の時と比べるのはナンセンス過ぎるが、ここ数年前の「キング・コング」や「イースタンプロミス」の時と比べても良くない。「ファニーゲーム」の予告映像では特に問題はなかったので、今作での撮られ方が悪かっただけと思いたい。


・トワイライト~初恋~ 評価:80点~キャスティング勝ちの映画・・・

「障害があればあるほど2人の愛は燃える・・・。」。シェイクスピアの時代から既に存在しているこのテーゼの強さを認識させられた佳作。ヒロインと惚れあう相手の男性が「ヴァンパイア」という「生物学的分類の違い」が今作においてメインの「障害」となっている。

よって、率直に言ってストーリーそのものに目新しさはない。至って正統・無難な作りである。しかし、それを支えるキャラ設定とそれを演じる役者のビジュアルが見事であったのが、今作の良かった点ではないだろうか・・・。

節操のないビッチなキャラや「人類皆兄弟」的描写が炸裂しまくりなアメリカンハイスクール恋愛作品において、キャラ設定が故に「キスで限界」ってな作りに妙な新鮮さを感じることしきり。肉体関係になることが出来ないが故に2人の精神的結びつきの過程を丁寧に描写したその有様は、今作の見どころでもあり魅力の源泉となっている。何だか昭和時代の少女マンガを観ているかのようだ。今作は思った以上のヒットを記録しているようだが、この点が今作の主鑑賞者となる女性に受け入れられたからだろう。

正直に言ってかなりこっぱずかしい。

しかし、ヒロイン演じるクリステン・スチュワートちょっとオトコマエな美貌及び、「イケメンか?」と聞かれると疑問があるが、「ヴァンパイア」という「安易に人を寄せ付けない人外キャラ」との設定に合致した新人ロバート・パティンソンの個性的なルックスが作品を大いに盛り上げ、作品世界観の説得力を増している。日本人役者ではこうはいかないだろう。

また、彼らだけでなく、ヴァンパイアの一家?の面々を演じた役者や、主人公らを執拗に狙う男、ヒロインの友人等、すべてが強固な原始結合の如く役柄とビジュアルとが見事にかみ合っていた。ファンタジックな要素を有す映画においては、役者の演技もさることながらそれと同等かそれ以上に作品の世界観やキャラ設定に即したビジュアルが重要となるが、その点に関しては今作は際立って良かったと言える。

続編を期待させる人間関係?の新たな火種を上手く残した作りやファンタジックな雰囲気に即した大自然を軸とした映像美もおみごと。本当に隙はない。

根本的にクサいラブストーリーが嫌いでもない限りお勧めの作品ではある。非現実の雰囲気に酔いたい女子諸君には特にお勧めだ。
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2009/04/23 01:14|映画評トラックバック:0コメント:0

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