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読書評~どどっと4作品!!

だいぶさぼりがちでありましたが、東京旅行の行き帰りに読んだ4冊の評価と感想を簡単に書いていきます。評価は★での5段階評価。☆は★半分。




とりあえず★評価だけ。感想は後ほど。


●「Fly」 神野剛志 文芸春秋 ★★★☆


FLY (文春文庫)FLY (文春文庫)
(2007/08)
新野 剛志

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目の前である男に恋人を殺された男の復讐劇。主役の男は20年近くもの間、ただそのことだけを目的に生きてきたという、誠純愛としか言いようのない作品。

ただ、今作、王道なテーマが故に面白いのは面白いのだが、作品構成の弱さが否めない。

まず、主人公のキャラ造形が薄い。飄々としているのはいいのだが、最後まで能動的に話を動かしていないのは理解に苦しむ。最後までどういう人物なのか、中でも復讐のためだけに生きている強い意志がイマイチ伝わってこなかったのはかなり痛かったところ。

それと、作品において極めて重要な役である殺害犯やその共犯者がたどった顛末も良く分からない。ネタばれになるので詳細は書けないが、意外性を創出するための方策としては稚拙。事件に関わった人物に関するオチの付け方のまずさが話そのものの質を大きく下げてしまっていたのは残念。歌姫になった女性キャラ2人の描写も含め人物描写や設定付けが総じて弱い。


●『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が... ~世界一わかりやすい経済の本~』  細野昌宏 扶桑社 ★★★★

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)
(2009/02/27)
細野 真宏

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数学参考書だけでなく、ここ数年では「経済・ビジネス書」においてもロングセラー連発している細野先生の最新作。経済に絡むニュースにおける、「一件理解している・当然のこととして扱われていること」や「分かっていそうで実は分かっていない素朴な疑問」を分かりやすく、論理的且つ明確に解説している点は彼の従来の書籍と何ら変わらない。今作では、今日の世界的不況の源泉となっている「サブプライムローン」問題を主に取り上げている。この問題が生じた理由等について基本的なところから理解したい人にはお勧めである。

既に定評のあるその書籍の作りは、いつもの如く冴えわたっており読んでいて面白いし、毎度のこと眼から鱗が落ちる。ただ、以前から少し気になっているのだが、「詳しくは●●を参照(著者の別書籍)」が少し多いのはいただけない。
(今回に関しては、この著書の前に出された『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本! 』を参照、が多かった。)

どうあれ1冊の内できちんと説明すべきであろう。


●「先生と生徒の恋愛問題」 宮淑子 新潮社 ★★★★

先生と生徒の恋愛問題 (新潮新書)先生と生徒の恋愛問題 (新潮新書)
(2008/11)
宮 淑子

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色もの的なそのタイトルに惹かれて思わず衝動買いしてしまったが、内容は教師と生徒の恋愛に関して非常に真摯に扱っており、思いの他硬派な作りにはちょっと驚いてしまった・・・。

特にここ最近は「教師と生徒の恋愛」=「即解雇」ってな動きが当然となっているが、「ここの事例をきちんと検証せず、とにもかくにも一方的に<わいせつ教師>の烙印を押し、厳罰に処す風潮が良いのか」と、関係各者に対する取材や著者自らの考えの提示を通して問いかけている点はとても良かったと思う。 自らの考えを明確に出しつつも、一方で安易に肯定・否定どちらの意見にも陥らず、どちらの立場からも、生徒と先生・教育委員会等といった取材対象者からも適切な距離をとれているのも良い。過去、ここまでこの問題に関し取り上げた書籍もないのではあるまいか?


●「ジャンボ旅客機99の謎―ベテラン整備士が明かす意外な事実」 エラワン・ウイパー 二見書房 ★★★★☆

ジャンボ旅客機99の謎―ベテラン整備士が明かす意外な事実 (二見文庫)ジャンボ旅客機99の謎―ベテラン整備士が明かす意外な事実 (二見文庫)
(2004/12)
エラワン・ウイパー

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飛行機や航空管制システムに関する、素朴ではあるが実は奥の深い事柄について、タイ航空で働いている整備のプロフェッショナルが丁寧に解説している書籍だ。

個人的に、未だに「鉄の塊」(実は飛行機は鉄の塊ではないことが明らかにされるのだが・・・)とも言うべき飛行機が飛ぶ理屈を全く理解できていないのだが、この書籍を読んで少し理解できたような気がする。

また、映画「ハッピーフライト」でもネタの一つとしてあった「毎日飛行機に乗っても航空事故にあうのは400年に一度」という話も納得。飛行機及びその管制システムの極めて厳重な運営ぶりを読んでいると、車や自転車の運転、電車通勤よりもはるかに安全だということが良く分かった。非常に面白い。続編もあるのでこちらチェックしたい。
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2009/05/15 23:26|読書評トラックバック:0コメント:0

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